テラスハウスが面白いのは人間のクソみたいなところを見れるから。
テラスハウスとは
テラスハウスとは、台本を用意せず、男女6人が同じ屋根の下で共同生活をするバラエティ番組だ。その様子をスタジオでYou、トリンドル、徳井、山ちゃんといったタレントが見守るというスタイルが特徴的で人気を博している。
台本があるとかヤラセだとか噂はあるけど、一つの「笑える」バラエティ番組としては中々のクオリティーだ。ここまでリアルに人間のクソみたいなところを演出するという面ではテラスハウス以上の番組はない。
そして、テラスハウスを見てると人としての振る舞いを学べる。
まず、テラスハウスの面白いところを紹介しよう。
人のドロドロしたところを垣間見える
テラスハウスの出演メンバーはキラキラした肩書きであることが多い。
今シーズンで言えば、代官山の美容師、プロのタップダンサー、モデルといったものだ。そんな一般人じゃ関わりがもてなさそうな人たちのリアルな一面を見てる感覚を得れるのがとても面白い。
普段、かっこいい所のみを切り貼りしてTwitterやInstagramで自己ブランドを作り上げてる人たちのリアルな一面は視聴者にとって新鮮だ。そして何より、テラスハウスを通して見える一面は思った以上にクソで大きなギャップを生み出す。
同時に二人の女性をアタックしちゃったり、好きな人が他の男といちゃいちゃして機嫌がわるくなったり、人としてありえない言動を非難されて逆ギレしちゃったり。
視聴者は、
「いくら肩書きがかっこよくても結局、普通の人間と同じ行動をとるんだ。なら私も結構いけてるな」と感じ、最終的に自己承認につながる。
この普段手に届かないような人のクソな一面を見て、身近に感じる感覚がたまらない。
山ちゃんや徳井のツッコミが抜群に面白い
まず、これを見て欲しい。
これはYoutubeのみにあげられる特典映像で、毎回のエピソードに対して山ちゃんが喋り倒すというものだ。
これに象徴されているように、テラスハウスの一場面をスタジオメンバーがいじったり、ネタとして昇華することで話をバンバン面白くしていく。そこが私がテラスハウスをとても面白いバラエティ番組だと感じる所以だ。
スタジオメンバーの中でも徳井と山ちゃんは秀逸だ。
例えば、今週の放送では美容師の男がモデルの美女にヘッドスパをやってあげるシーンがあったが、そのあまりのエロさに徳井は「インドの前戯やん!」と突っ込んでいたり、相変わらずの腕前を披露している。
山ちゃんは同じみの歪みきった性格を活かして、人の黒の部分を適切にそして執拗に責めまくる。
その一つ一つのコマが堪らなく面白く、そこらへんのバラエティ番組より全然笑えるのだ。
結論:テラスハウスは自分の振る舞いを考えるきっかけになる!
台本はあるかもしれないが、テラスハウスの言動はことごとくリアルだ。自分も他人にこのようなことをやっているのではないか?と感じることが多々ある。そういった言動をテレビで見てると、客観的に捉えることができるし、スタジオメンバーの反応を見てると第3者の捉え方を学べることができる。
人と関わっていく中で、いざ自分が当事者になってみると冷静になれなくなって、間違ったことや後から後悔することをしてしまうがある。でも、そんな間違いを思いとどめる教科書をテラスハウスは提供している。