ありのままでいられないから、あそこまで「Let it go」は流行った
大学時代にこんな先輩がいた。
その先輩はとにかく人をいじりまくる
いじっていじっていじりまくる。
中には泣いてしまう女子も何十人もいたし、
ただ、先輩はそんなことを気にしなかった。
自分のやり方が気に入らなければ、絡んでこなければいい、
そんな言葉をその態度から醸し出してた。
そんなんじゃ、他人から嫌われるよと思うかもしれない。
ただ、彼は人をいじりまくっても、他を圧倒するほど面白かった。
半端ない量の漫画を読了してきた頭脳から出るワードセンスは研ぎ澄
彼にとって、会話のコアは笑いを取り入れることなのだ。
大学四年で、数百人に会ってきたが、
数百人といっても、もちろん、浅いままでの関係で、
だからだろうか、彼を慕って集まる人は多かった。
僕もその一人として、その輪の中にいたが、皆が皆、
そんな彼は、やはりというべきか、
今となって、
その一つの要素が、他人に嫌われてもいいから、
思ったこと、言いたいことは遠慮なく言う。
そんな彼のスタイルに皆は心惹かれたんだろう。
僕が会社に入って思うことは、皆が皆して、
確かに、大学時代と違って、
しかし、得てして、人々がついていきたい!憧れる!
隠そうとしても、皆が皆、
それをちょっとでもいいから、見せることが、